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◆クエン酸の重要な役割
クエン酸は体内で、摂取した食べ物をエネルギーに変えるための必須成分です。

エネルギーは、人間が生きていく上で必要不可欠であり、エネルギーをつくり出すことができなくなれば、死にます。

このエネルギーをつくり出す仕組みをクエン酸回路（TCAサイクル）といいます。

クエン酸回路は、細胞内のミトコンドリアで行われ、三大栄養素【炭水化物（糖質）、脂質、たんぱく質】の代謝の要ともいえる代謝経路で、摂取した食べ物の栄養素が体内に吸収され、酵素やビタミンによって分解される過程でエネルギーがつくられる仕組みのことをいいます。

クエン酸は、このクエン酸回路の中で着火剤のようなもので、エネルギーを作り出すための中心的役割を担っているのです。

◆クエン酸回路に不調がでるとどうなる？？
不規則な食生活やストレスなどで、クエン酸回路の働きが鈍くなると、エネルギーがうまくつくり出せなくなり、摂取した糖や脂質、たんぱく質が燃焼されなくなり、いわゆる代謝が悪いという状態に。

そこで、クエン酸を外から摂取することで、クエン酸回路が活性化され、とエネルギーを効率良くつくり出せるようになり、代謝が向上します。

酢っぱいものが体に良い！と言われるのは、　クエン酸にこのような効果があるからなんですね。


◆なぜクエン酸とカルシウムの組み合わせが良いの？
カルシウムは摂取する量が不足すると、細胞内外のカルシウム濃度のバランスが崩れ、免疫細胞が普段より機能しなくなります。
その結果、体の抵抗力が弱くなってしまいます。
カルシウムなどのミネラルは不足しないように補充することが大事。
クエン酸は体の抵抗力のエネルギーをアップさせ、カルシウムは抵抗力の指示系統を活性化させる、といった感じの体の中の防衛軍として、黄金コンビなのです。