第一回 災害対応スキルアップの会9/28(土)AM9時
なぜ災害対応スキルアップの会をやるのか
もともと私自身が臆病だから です。
自分が知っておき対応できるようにしたい
という理由が大きいです。
私は
高知県土佐清水市の海辺の集落で生まれ育ち
小さなころから
津波と台風への意識や対策は
親や学校から教え込まれてきました。
私の生まれ育った津呂地区では
大津波に関する言い伝えがあります。
この地区は
山の麓にあるなだらかな傾斜地に家が点在し
その先は急斜面→海という
上空から見たら崖の上の集落のような地形で
海抜約56メートルある場所です。
そこに昔(いつの時代か不明ですが)大津波がきたそうで
津呂地区の下側まで津波が押し寄せてきた、
と、その場所を指さしながら
昔父が教えてくれました。(父はこの地区で区長をしていました)
おそらく海抜45〜50メートル近く
押し寄せたのではないかと。
ここまで来たのか!
と思うと信じられない思いと
すぐに逃げなければ
と強く意識したことを覚えています。
そのため、会社員時代
東京の江東区など
展示会で大きな会場に赴く際は(大概海辺なので)
避難できるビルや経路を想定したものです。
同僚には考えすぎ!と言われましたが。
しかし、いざ非常時となって
避難する場所や経路を考える時間と余裕はあるでしょうか。
ないと思います。それに、できない。
スマホで検索するにしても
有事の際、インターネットが通常通り使えると思いますか?
通信が混雑し
検索してもページが表示されない可能性があります。
ましてや津波の想定区域だと時間勝負です。
備えというのは
やりすぎくらいでよく
何も起こらなければ
その備えは空振りではなく【素振り】=練習なのです。
備えるという行動自体が
災害対応のシミュレーション練習となり
その対応力の強化につながります。
だから
情報を知ったら終わり、ではなく、
災害に対する情報・リスクを
知る→考える→行動する
これを繰り返していくことが
対応力を徐々にあげていくことに繋がるのです。
学ぶだけではだめ。
だから私は、正しい知識を学び
その情報の中で
これなら今、正しく伝えられる!
そんな情報を少しずつですが伝えていくことにしたのです。
これを個人レベルでできるようになる
家族や親族、隣人、友人に伝えていく
そんな仲間も全国に増やしていきたい。
そのために、防災に関する知識、災害に事態に関する知識、背景を正しく知りたいと思ったのが防災士を目指そうと考えた理由でした。
防災士という資格は国家資格ではないものの
社会の様々な場で
減災と社会の防災力向上活動のために
十分な意識・知識・技能を有するものとして
NPO法人日本防災士機構が認定した人たちです。
1995年の阪神・淡路大震災の教訓から
予測不可能な被害に対し、正しい知識と適切な判断を兼ね備えた人材を育てようと
防災士制度の検討が開始されました。
2003年から現在までに日本全国に29万名を超す防災士が誕生し
防災や減災活動のリーダーとして活動しているそう。
すごい数ですね!(私は来月試験です)
日本の総人口が1億2488万人なので、およそ420人に1人が防災士ということです。
長くなりましたが、この学びを、なるべくたくさんの人に災害対応の士気アップとともに伝えていきたいです。
というわけで、第一回 災害対応スキルアップの会は
生活圏の災害リスクを知っておく をテーマに
自分の生活圏のリスクの洗い出しと
避難ルートの確認までを行政の正確な情報を用いて行います。
第一回 災害対応スキルアップの会 無料
9/28(土)AM9時~10時 オンラインzoom
▼お申込方法
参加ご希望の方は、LINEより
928災害対応
とメッセージを送ってください。
追ってZOOMリンクをLINEへお送りします。
私一人で対応するため、当日のお申込みは対応できない可能性があります。
できるだけ9/27(金)までにご連絡ください。
▼まきりか商店LINE
https://lin.ee/3264vhy
ご参加連絡お待ちしております。
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